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大谷研究室クロニクル(1792レコード)
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 ● 最近のトピック [20 records among 1792] (20 hits) 
■ 2021年5月11日・《325》公開講座のパンフレット
コロナ禍で2020年度は中止となった地球環境科学研究院担当の公開講座「環境との調和:化学を通して見える世界」が,8月23日〜9月27日にオンラインで開催.第1回が大谷教授担当の「光触媒による環境浄化とエネルギー変換」.パンフレット表紙作成のための写真などの提供依頼があって,高島舞助教との共著「光触媒が一番わかる しくみ図解」(技術評論社/2019年)のために,高島舞助教のご主人が撮影の写真を提供.いわゆる環境浄化はいろいろと実用例があるものの,エネルギー変換の方は現状ではむずかしいところ.
■ 2021年5月10日・《326》札幌市の「条・丁目」表示
まちがってました...5月5日の記事のように,地図上で正確に碁盤目がきざまれているわけではなく,たとえば,「北8条西5丁目」などの町名ごとに詳細に境界線が決められているもよう.札幌市のウェブサイトに「住居表示とは」を見つけたものの,そこには,地番をつけるのに「手順1 例えば下図のように,『○条○丁目』の中を道路,河川等で囲まれた区画を1単位(街区)として...」とあり,肝心の「〇条〇丁目」をどうやってきめているかはわからない.桑園駅のあたりは複雑そうだが,「北11条西15丁目」はやはり駅舎ではなく,JR北海道のビルのあたり.
■ 2021年5月9日・《327》右よこ書きかたて書きか
「正射必中(その2)」に書いた,扁額の文字は1行1文字のたて書きというのは,一種の常識だが,科学的な意味での根拠はなく,唯一可能なのはカタカナで長音があるときの「音引き」の方向.気になってしらべてみたら,屋名池誠「横書き登場 ―日本語表記の近代−」(岩波新書/2003年)にも,「『そうとも言えるだろうけど,でも右横書きじゃないってどうして言えるの.右横書きって言ってもいいんじゃない』と鋭い質問をうけてたじろいだのだ.誰かが証明してくれているだろうと文献を探してみたが見つからない.そこで自分で調べるはめになったわけである」(201ページ)と.音引きの方向ほど確実ではないがいくつかの根拠がしめされている.それより興味ふかかったのは,左から右への横書きが主流になるにつれて,時間のながれが「左から右へ」変化したということ(200ページ).
■ 2021年5月8日・《328》きょうの論文に被引用数トップ3から2つ
きょうの論文のひとつは,先週紹介したアモルファスチタニアの光触媒活性に関する論文(AMO1997)で,大谷研究室で被引用数トップだが,出版当初はこれほど引用されるとは予想せず.デグサ(現エボニック)P25チタニアの構造と光触媒活性についてのP25JP2010は被引用数3位.こちらは,ある程度は引用されるかとは思ったが,この論文の内容をもとにすると,P25をデファクトスタンダード(defacto standard)としては使えないから,引用してしまって大丈夫なのかとも思うけど...ちなみに被引用数2位は,PWO2008
■ 2021年5月7日・《329》正射必中(その2)
昨年紹介した「正射必中」.講義の受講者からの「すきな四字熟語はなんですか」にこの「正射必中」をあげて,北大弓道場の扁額の写真を紹介したときに,「みなさんはむかしは日本語は右からよこ書きしていたと思っているかも知れないけど,これはれっきとしたたて書きで,1行が1文字なだけ」と説明.よく考えれば,科学者ならそれをしめす根拠が必要で,可能性のひとつは,カタカナの音引き(長音)「ー」.たて書きなら「|」になるはず.戦前のカタカナ名の雑誌のイメージを検索したが,「サンデー毎日」も「キンダーブック」も「ー」だった.たしか,「エピステーメー」という雑誌がそうだったと思ったが,記憶ちがいか.
■ 2021年5月6日・《330》講義再開
連休もおわって,大学院環境科学院の2つの講義(環境物質科学特論I[光触媒反応の基礎]と分子環境学特論I「研究のオリジナリティとはなにか」)と全学教育科目一般教育演習の「クイズで学ぶ化学と科学」が再開.かつて,講義室をはじめとして建物の暖房がスチームだったころは,スチームの使用期間が11月から4月(半年!)と決まっていたために,連休明けは講義室が冷えていてたいへんだったなんて話は,もうだれも知らない.イメージは,Zoom講義を録画したYouTubeのオンデマンド動画,
■ 2021年5月5日・《331》北海道大学の所在地
北海道大学の所在地は,「札幌市北区北8条西5丁目」(無番地).これはいったいどこなのか.札幌をはじめとする北海道の多くの街は,「条・丁目」型の地名が多い.条は一種の帯(線ではない)で,道の名称ではなく,地図上にかかれた等間隔の線にはさまれた細ながいブロックで,その名称は,たとえば,「北五条西(正式名称=「北5条西」でも可[法務局の見解])」が町名で,創成川から西へ,1丁目,2丁目...とつづく.「北8西5」は,学術交流会館の北側の道と北8条通りのあいだの樽川通りと南門の道のブロック.じつは附属図書館も「北8西5」で,かつてはここに「何か」があった.このあたりの事情は,無番地がつくりだしたような気がする.ちなみにJR桑園駅の所在地は「北11西15」だが,現在の駅舎があるのは「北10西14」あたり.「北7西12」のセブンイレブンがちょっとおしいところ.もう1ブロック東なら...
■ 2021年5月4日・《332》遠隔講義の準備
そういえば,昨年のいまごろは,連休明けからの講義開始(ただし「対面講義」は不可)にそなえていろいろと準備をしていたのでした.大学院の講義2つについては,当初は,創成科学研究棟の5階大講義室を講義室として(ちゃんと講義),研究室にあったビデオカメラで,PowerPointのスライドを映写したスクリーンを撮影して動画として残すべく,録画用のSDカード(16ギガバイト/5枚)を購入したり,ビデオカメラ固定用の三脚を研究室のロッカーから探しだしたり.しかし,Zoomをつかえば,遠隔講義もその録画もできるとわかって,個人で有料アカウントを取得(その後,大学のアカウントもつかえるように...).さいしょは仮想背景もなく,ふつうに自宅(初回のみ)か教授室で講義.
■ 2021年5月3日・《333》大型連休中の海外出張
2010年以降で,5月に海外出張がなかったのは,コロナ禍でほぼすべての学会が延期または中止となった2020年までいちどもなくて,多くは大型連休中.前期(4月〜9月)は大学院環境科学院の講義2つと全学教育科目の講義1つが木曜日となるので,連休中なら休講にする必要がないからというのもひとつの理由.そういえば,木曜日に講義をするために,現地を火曜日にでるべくスケジュールをたてたのを思いだす.それがだめなら,大学院の講義「環境触媒化学特論I」の方は,コワルスカ准教授や高島助教に代講をたのむことも.イメージは,代講ではないけど高島助教の初講義
■ 2021年5月2日・《334》「chirality」のうちでキラルなもの
きのうでじぶんが講義するのがさいごになった「触媒化学のフロンティア」.過去のトピックと使用したスライド(発表・講演にPowerPointのスライドをつかっていたのはたぶん2001年から)をながめていたら,やっていたと思っていた「二次元不斉(two-dimensional chirality)」(不斉炭素にもとづく不斉や軸不斉とはことなり,平面上の分子の配列の不斉)は,「触媒化学のフロンティア」ではなく,おなじく全学教育科目の「先端の化学」(2013年度まで)の担当講義 「分子を規則正しくならべる:二次元不斉」であったことが判明.このなかでいちばんと思うのは,「chirality」の文字のうちで二次元不斉はどれか.こたえは,「R」と「L」.右と左をあらわす2文字だけが不斉とは,なんと神秘的.
■ 2021年5月1日・《335》アモルファス酸化チタン(IV)
きょうの論文はぜんぶで17報.原著論文についてはいずれも引用数が比較的多いが,大谷教授の論文のうちでもっとも引用されている(本日現在で687回)AMO1997(Ohtani, B.; Ogawa, Y.; Nishimoto, S.-i. Photocatalytic Activity of Amorphous-Anatase Mixture of Titanium(IV) Oxide Particles Suspended in Aqueous Solutions. J. Phys. Chem. B 1997, 101, 3746-3752.[DOI])は,実際の冊子体の発行が5月1日.ただ,「光触媒レミニセンス(5)」にも書いたが,このアモルファスチタニアの構造については,依然不明な点が多い.RDB-PASで分析したいところだが,もうすでに入手不可能.
■ 2021年4月30日・《336》平日のきょうにオムニバス講義
きょう休めば7連休という平日の金曜日に全学教育科目(総合科目)の「触媒化学のフロンティア」(触媒科学研究所教員によるオムニバス講義)の第3回の講義を担当.1998年に北大に着任して以来,毎年すくなくともひとつの総合科目を担当したが,2001年以降,この「触媒化学のフロンティア」はほぼ欠かさず(2003年だけデータがないが...)で,「界面触媒/光触媒」,「二次元不斉」から「固体物質の同定」と変遷したのは,大学にはいって間もない学生が中心ということで研究成果より「科学としての『概念』」を伝えたかったから.教員生活最後の総合講義は何人出席となるか(YouTubeオンデマンドもあり).《登録30人中28人出席して無事終了》
■ 2021年4月29日・《337》「大学は何処へ 未来への設計」読了
きのうは人間ドック(1996年以来25年にわたっておなじ病院で受診して全データがのこっている)で待ち時間がながかったので,吉見俊哉「大学は何処へ 未来への設計」(岩波新書)を読了.日本の大学はもうどうにもならないところまで追い込まれている.腰巻にある「何が大学を殺すのか」のこたえは,おそらくだれでもない.大学の教職員,文部科学省,民間企業や高校生と教員など,関係するさまざまな立場のひとたちが,それぞれ最適化を一生懸命にやった結果といえる.日本にないのは,グランドデザイン.あ,そうか.「グランドデザインがない」ことが大学を殺す(殺した).
■ 2021年4月28日・《338》硝酸イオンの窒素への選択的光触媒還元
きょうの論文でいちばんふるい「NIT2005」(Kominami, H.; Nakaseko, T.; Shimada, Y.; Furusho, A.; Inoue, H.; Murakami, S.-y.; Kera, Y.; Ohtani, B. Selective Photocatalytic Reduction of Nitrate to Nitrogen Molecules in an Aqueous Suspension of Metal-loaded Titanium(IV) Oxide Particles. Chem. Commun. 2005, 2933-2935.)は,硝酸イオンの還元で,ほぼ選択的に窒素が生成.おそらく助触媒として添加したパラジウム−銅がきめて.先日企業の方から問合せがあり,おもいだした.パラジウム−銅は,電解還元でも,水素還元でも窒素選択性がたかい.
■ 2021年4月27日・《339》創成科学研究棟前でお花見
札幌はきょうあたりが桜の満開らしい.おもいついてお昼まえに,スタッフに声をかけて創成科学研究棟前でお花見.マスク着用,密にならぬように距離をとって,お茶とお菓子をいただきました.このあたりの桜はいずれも「エゾヤマザクラ」で,ソメイヨシノとはちがって,花が咲くのと同時に葉っぱも.コロナ禍で人間が右往左往してても,桜はちゃんと咲く.イメージはいずれも高島助教撮影.
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